PIC標準工法

外張断熱とは

1. 外張断熱とは
外張断熱とはボード状の断熱材を柱等 構造部材の外側全体に張付けていくもので、 主に発泡プラスチック断熱材が使われます。
断熱材を隙間無く取付けられる為、断熱・気密の連続性を保ちやすいのがメリットです。 また発泡プラスチック断熱材は繊維系断熱材と比べて、透湿抵抗が大きく、吸水率が小さいため内部結露の心配もほとんどありません。

1. 外張断熱とは

2. 外張工法と充填工法・・・・・
外張工法は構造部材の外側から発泡プラスチック断熱材を専用ビスで留付け、目地部分をテープ処理するだけなので施工の簡便さと性能の安定化が図れます。
一方、充填工法は柱等 構造部材の間に断熱材をはめ込んでいくもので、主に繊維系断熱材が使われます。
断熱材と構造部材の間に隙間が生じない様に細心の注意が必要です。
また寒冷地では繊維系断熱材の室内側に防湿層の設置が必要です。


3. 外張断熱と外断熱・・・・・・
外張断熱が主に木造や鉄骨造を対象としているのに対し、外断熱は主に鉄筋コンクリート造を対象として区別されています。
木造系で外張工法と充填工法があるように鉄筋コンクリート造の場合は外断熱工法と内断熱工法に区別されます。木造系と違って何れも発泡プラスチック断熱材が主流になっています。


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